ジャパンシリーズ、ダウンヒル第2戦にて井手川直樹選手が優勝!

2010/06/05

5月29日長野県富士見パノラマで行われましたジャパンシリーズ、ダウンヒル第2戦にて井手川直樹選手が優勝致しました。ホイールはディーマックスアルチメイト、シューズはフーリーと、プロスペックの証である“イエロー”のマテリアルを使用し、見事栄冠を手に入れました!

 

本人のコメントです。
今回は賭けと言うほどではなかったですが、久しぶりに攻めの走りが出来たと思います。この走りで安定できるよう次までに練習して行き、次回はダントツなタイムで勝てるよう頑張りたいと思います。先ずは今シーズン1勝する事が出来て良かったと感じています。ありがとうございました。これからも向上心を持ってレースに挑みたいと思っておりますので、今後ともご声援のほど宜しくお願い致します。」

 

2010idegawa_J2_0529_3photo by downhillagogo

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以下レポートです。
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今年も富士見パノラマでは5月の第2戦と7月の全日本選手権、そして9月の第3戦と3回の開催が予定されている。やはり今年も富士見パノラマを制する事でシリーズチャンピオンが近くなる事は間違いない事となる。そんな中事前に走りこむ選手も多くここをホームコースとする選手も多いため、毎年コンマ差という僅差の戦いが繰り広げられ、一瞬も気の抜けない大会となっている。今大会も大会専用に一部コースが新設され新設区間のコース攻略も重要視されるが、何よりも変わりやすいコンディションが選手達を悩ませた。

夜露でコースはウエットに変わる。しかし昼間は晴れているため今度はコースが乾き始めドライになっていく中で、とても転倒リスクの高い難しいコンディションとなっていた。そのような変わりやすいコース状況を読んでどこまで攻めの走りができるのか?今回の勝敗はその部分が大きく関わると予想された。

 

 コースの映像をレース前日に撮影していました。こちらのサイトでご覧いただけます。
http://www.youtube.com/watch?v=mQ9kdRGbBgM&feature=player_embedded 

 

予選終了から約3時間空いたが、その間には湿度も下がり風も出てきていた為コースが更にドライになっている事が予想された。しかし15時から雨が降って来るとか、18時から雨が降って来ると言う情報が会場内で流れ、実際に天気予報も夕方から雨が降ると予報されていた。そんな情報のなかで選手達は雨用のタイヤを用意したりと、もしもの場合に備えて準備を行った。 

決勝がスタートし先ずは予選6番手の門脇選手が2:35:649の好タイムをマークし予選のタイムを大きく更新した。次に開幕戦を制した青木選手が2:35:189を出しタイムを更新したがタイム差はかなり少ない。今回は僅差が予想されたためこの辺のタイムが上位に来る事は間違いなかった。

ちょうどその頃スタートする井手川は、スタート地点で門脇選手のタイムを無線で聞いていた。そのタイムを確認した井手川はコースはかなりドライでタイムが大幅に伸びると感じた。そしてスタートした井手川は全力で攻めながらライディングして行ったが、林の中の影になってしまう場所は思ったよりも滑りやすく、前半から中盤までで2ヶ所ミスを重ねてしまっていた。

今回のコースでは小さなミスが大きなタイムロスになる為、その後少し気持ちが焦ってしまったが、抑えて走るのではく更に攻めて走る事を決めて後半に備えた。コースの後半はテクニカルセクションが多く林の中になるため滑りやすい路面になる、しかし速度を落とさず更にペダリングして行く事で速度を上げていった。

正直今回はクラッシュしても仕方がないと思うほどブレーキングのタイミングを遅らせたり、ペダリングしたりと攻めて走る事で危ない箇所が何度かあった。しかしバイクから離されないようにハンドルだけはおもいっきり握りしめ離さないと覚悟を決めて走っていた。

 

そのままゴールまで攻めきった井手川のタイムは2:34:485と、それまでの青木選手のタイムを更新したが、目標タイムの2:32秒台には届かず前半のミスもあったので納得の出来るタイムではなかった。

 

残すは2名となり続く今回初めて上位に来た井本選手がゴールを切ったが、途中でクラッシュしたらしくタイムは伸びなかった。
そして最終走者の安達選手がゴール前のゲレンデに出てきた頃、微妙なタイミングでタイムディスプレイが切り替わり会場は静まりかえっていた。安達選手がゴールを着る頃にはタイムは2:33秒から34秒・35秒と変わり、その瞬間に井手川の優勝が決定し勝利の雄叫びをあげ、会場は歓声で盛り上がりをみせた。

 

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