MAVICスタッフが明神峠～三国峠(最大勾配18％！)の激坂を攻める！
激坂も乗り方次第で、ラクに、身体の負担も変わってきますし、登り切った後の絶景も楽しむ余裕も出てきますね！
今回はヒルクライムでのシッティングでラクに登るコツを伝授します。
動画で見たい方はこちらをチェック！
ポイント1 上半身をリラックス
まずは、腕や肩などの上半身をリラックスさせてください。
ここに力が入ってしまうと、ペダリング時に身体が左右に振れてしまいます。それではせっかくのパワーが左右に逃げてしまいますね。
また、ハンドルを手前に力強く引くようなペダリングは、一時的にパワーはでますが実は、筋肉の負担も大きいので疲労につながり、後半までの体力温存がしにくくなります。
そして上半身に力が入ったままで長時間走り続けると、肩回りの筋肉も凝り固まり、肩・首・腰や背中に負担かかり身体の痛みにつながる恐れがありますので気をつけましょう。
ポイント2 リズミカルなペダリング
上半身をリラックスさせ、リズムよくペダリングすることで、最適なペダリングを続けることができます。
ヒルクライムにおいて重要なのは、イーブンペース＝マイペースを続ける事。
頂上までの距離を計算し、序盤から一気にペースを上げるのではなくイーブンペース(マイペース)で走ることを心がけてみてください。
ポイント3 前を向く
これは基本的でどんな状況でも同じです。登坂で苦しくなるとつい下を向きがちになります。それでは、走行ラインもズレてしまったり、落車の危険も伴ったりしますので必ず前を向きましょう！
下を向いて肩をすぼめると、胸が圧迫されて呼吸もしづらくなります。前を向いてリラックスして呼吸を安定させて走ることで、ラクに登ることが可能です。
以上、ヒルクライム時のシッティングのコツでした！
次回は、ダンシングのコツもお伝えしますので、お楽しみに！
今回のコース
神奈川県と山梨県の県境にある、明神峠～三国峠を越えて山中湖へ向かいます！
平均勾配10％超、途中最大勾配18％となかなかの難所。
2021年7月には世界のトッププロロードレース選手も走ることになるこのコース、是非挑戦してみてね！